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クライアントワーク

千葉で受講生が作った動画|県警・旭市・VONDS市原の実際

文:西脇 靖紘

動画編集を学べる場所を探していると、どのスクールのページにも「実践的なカリキュラム」「ポートフォリオが作れる」と書いてあります。ただ、その「実践」が何を指すのかは書かれていないことがほとんどです。用意された素材を編集する課題なのか、それとも実際に納品して世に出るものなのか。

デジタルハリウッドSTUDIO千葉には、動画クリエイター専攻に地域密着のクライアントワークを組み合わせた「ローカルチャレンジプラン」という形があります。STUDIO千葉/松山限定のカリキュラムです。用意された課題ではなく、地元企業や自治体の課題を実際に映像で解決していきます。

この記事では、そこで受講生が実際に取り組んだプロジェクトを、期間・参加人数・制作物まで具体的に並べます。「実案件に参加できる」が何を意味するのかを、事実で確認していただければと思います。

受講生が関わった動画プロジェクト

ローカルチャレンジプランで、これまでに取り組んだプロジェクトです。

プロジェクト 期間 参加人数 制作物
千葉県警察とのコラボレーション 約5ヶ月 5名 交通安全の啓発アニメーション(横型・縦型の両方に対応)
千葉県旭市との連携 6ヶ月 7名 移住・定住促進のプロモーション動画、ショートムービー
VONDS市原FC 6ヶ月 5名 スタメン発表のショートムービー(5分)

このほか、大多喜町の動画コンペティション(第1回)では、受講生の作品「大多喜町小さな旅 〜Encounters ed. 出会い編〜」が特別賞を受賞しています。

数字の並びを見ていただくと、この形の性質が分かると思います。期間が5〜6ヶ月、参加人数が5〜7名。 短期の課題ではなく、チームで半年かけて1本を仕上げる形です。

それぞれのプロジェクトが、何を要求するのか

3つのプロジェクトは、求められるものがまったく違います。ここが、課題制作との最大の差です。

千葉県警察|交通安全の啓発アニメーション

啓発というのは、いちばん難しい種類の動画です。見たい人がいない。広告なら興味のある人が見ますが、啓発は「知りたくない話」を届けます。最後まで見てもらう工夫が、そのまま成果になります。

そして横型と縦型の両方に対応という条件が付いています。同じ内容を、YouTube等の横型と、SNSの縦型の両方で成立させる。単に切り抜くだけでは成立しません。文字の大きさ、情報の配置、テンポの取り方が変わります。この「1本の企画を複数のフォーマットで出す」という要求は、いま実務でいちばん多い形です。

加えて、公的機関の広報物なので、表現の正確さが求められます。誤解を招く表現ができない。作りたいものより、伝わるべきことが優先されます。

千葉県旭市|移住・定住促進のプロモーション動画

移住プロモーションは、逆に「その土地の良さ」を伝える動画です。ただ、風景をきれいに撮るだけでは、どこの自治体の動画とも見分けがつかなくなります。

移住を検討している人が本当に知りたいのは、風景ではありません。仕事があるのか、子育てができるのか、買い物はどうするのか、人とどう関われるのか。ここを外すと、見た目はきれいなのに響かない動画になります。

6ヶ月・7名という規模は、取材と撮影を重ねる時間が必要だったということでもあります。

VONDS市原FC|スタメン発表のショートムービー

スポーツクラブのスタメン発表は、公開のタイミングが決まっている種類の動画です。試合に間に合わなければ意味がありません。締切が絶対に動かない。

そして5分という尺は、ショートムービーとしては長いほうです。選手全員を紹介しながら、最後まで見てもらう構成にする必要があります。

ファンが見るものなので、期待値も高い。「学生が作ったから」という前提では見てもらえません。

課題制作との違いは、どこに出るか

編集ソフトの操作を覚えるだけなら、課題で足ります。実案件でしか身につかないのは、その手前と、その先です。

工程 課題制作 実案件
企画 テーマが与えられる 相手の課題を聞いて決める
シナリオ 自由に書ける 事実に基づく必要がある/確認を取る
撮影 手元の素材/自由に撮り直せる 現場は一度きり。天候も相手の都合もある
編集 納得いくまで 締切がある。修正の回数にも限りがある
提案 なし なぜこの構成なのかを説明する
公開後 なし 実際に人が見る。反応が返る

ローカルチャレンジプランでは、シナリオライティング、マーケティング、撮影、編集、提案までを、トレーナーと講師の指導を受けながら一通り経験します。 編集だけを切り出した経験ではありません。

とくに「撮影は一度きり」という条件は、学習効果が高いところです。撮り直せない前提で現場に行くと、事前の準備が変わります。必要なカットを洗い出し、天候が崩れた場合を考え、機材の予備を持つ。この段取りは、撮り直せる課題では身につきません。

作った動画は、ポートフォリオに載せられる

制作した作品はポートフォリオに掲載できます。これが、実案件に参加する実務上の意味です。

動画クリエイターの就職・案件獲得では、ポートフォリオがほぼすべてです。そして未経験者のポートフォリオは、たいてい似た構成になります。自主制作のVlog、練習で作った文字アニメーション、既存の楽曲に合わせたMV。

そこに「千葉県警察の交通安全アニメーション」「自治体の移住プロモーション動画」「サッカークラブのスタメン発表ムービー」が入ると、話す内容が変わります。

1. 相手がいた話ができる。 誰の何を解決するために作ったのか、要望をどう解釈したのかを説明できます。

2. 制約の中で判断した話ができる。 縦横両対応、公開日固定、公的機関の表現制約。どれも実務そのものの条件です。

3. チームで作った話ができる。 5〜7名のプロジェクトなので、役割分担と進行の経験になります。制作会社に入ると、必ずチームで動きます。

4. 公開されているものを見せられる。 練習作品ではなく、実際に世に出たものです。

動画クリエイター専攻で学ぶこと

ローカルチャレンジプランの前提となる、動画クリエイター専攻のカリキュラムです。

使用するソフト

  • Adobe Premiere Pro(動画編集)
  • Adobe After Effects(モーショングラフィックス)
  • DaVinci Resolve(カラーグレーディング)
  • Adobe Illustrator / Photoshop(素材制作)

学ぶ内容

領域 内容
動画編集・制作 コーデック、フレームレート、トリミングといった基本から、文字アニメーション、動くバナー、モーショングラフィックスまで
動画撮影 デジタル一眼レフやミラーレスカメラを使い、機材の選び方からライティング、録音の技法まで
動画マーケティング SNSでの戦略、YouTubeの分析、企業プロモーションの進め方
制作実践 企画から納品までを段階的に行う課題
ライブ授業 現役の映像クリエイターによる、短尺動画、SNS攻略、撮影機材、キャリアの講座

注目していただきたいのは、撮影とマーケティングが入っていることです。編集だけを学ぶスクールも多いのですが、編集だけができる人は、いま値段の競争に巻き込まれやすい。撮影から入れる人、そして「最後まで見てもらうために何をするか」を考えられる人は、まだ足りていません。

受講期間は4ヶ月、受講料は445,500円(税込/入学金55,000円・受講料275,000円・設備・教材費115,500円)です。動画編集に加えて紙媒体のグラフィックデザインもあわせて学ぶ「デザイン強化パック」(6ヶ月)もあります。

実案件に参加するために必要なこと

正直に書いておきます。入学すれば自動的にプロジェクトが回ってくるわけではありません。

1. 手を挙げる必要がある。 プロジェクトは常に走っているわけではなく、話が来たタイミングで募集がかかります。

2. 基礎のカリキュラムが進んでいる必要がある。 ソフトの操作でつまずいている段階で参加すると、チームの進行に影響します。

3. 期間が長い。 5〜6ヶ月のプロジェクトです。受講期間とほぼ同じ長さになります。途中で抜けにくい。

4. 撮影日に動ける必要がある。 現場の撮影は、相手の都合と天候で日程が決まります。平日に動けないと、参加できる役割が限られます。

5. 案件の種類は選べない。 自分が作りたいジャンルの案件が来るとは限りません。

この5つが揃えば、参加の機会はあります。逆に、これが難しい条件であれば、カリキュラムの課題と卒業制作でポートフォリオを作る形になります。それでも十分に学べる設計にはなっています。

これから予定していること

2026年10月に千葉市美浜・稲毛エリアで開催されるカルチャーイベント「CHIBA CITY BLUES 2026」では、動画クリエイター専攻の受講生がイベント現場での撮影とSNS動画発信に挑戦します。

これは予定であり、まだ実績ではありません。 ここは分けて書いておきます。

また、蓮沼ウォーターガーデン(千葉県レクリエーション都市開発株式会社)のSNS運用は2026年4月から継続中です。SNS運用に加えて、複数カメラと360度カメラを使った動画素材の撮影、Instagram用リールの制作を行っています。

取り組んできた案件の全体はクライアントワークの一覧にまとめています。

動画を学ぶ場所として、ここが向かない人

正直なところを書きます。

1. 編集の操作だけを最短で覚えたい方。 動画クリエイター専攻は撮影とマーケティングを含む4ヶ月のコースです。編集ソフトの操作だけが目的なら、オンライン教材のほうが安く早く済みます。

2. 費用を最優先で抑えたい方。 445,500円です。まず適性を確かめたいなら、無料の編集ソフトで1本作ってみてから検討するほうが合理的です。

3. 短期で確実に転職したい方。 就職・転職のサポートは行っていますが、期限を切って結果をお約束する仕組みではありません。

4. 平日にまったく動けない方。 撮影を伴うプロジェクトは、現場の都合で日程が決まります。編集だけの参加になる可能性があります。

5. 千葉駅までの通学が現実的でない方。 撮影機材を扱う都合上、校舎に来る場面が出てきます。柏・松戸・市川方面からで片道1時間を大きく超えるようなら、より近い校舎を検討する価値があります。

逆に、千葉市・幕張・津田沼・船橋・市原・木更津・成田・茂原あたりから通える方で、「実際に世に出た動画」を卒業までに1本持って出たいと考えているなら、この形は他ではあまり見つからないと思います。

無料説明会では、いま動いているプロジェクトの状況や、参加できる時期の目安も含めてお話しします。実際の授業を体験していただき、施設をご案内したうえで、1対1でコースを解説します。所要1.5〜2時間、来校でもオンラインでも受けられ、持ち物は不要です。時間が取りづらい方は、予約フォームのコメント欄に「カジュアル説明会希望」と記入いただければ30分のカジュアル説明会も用意しています。

千葉で動画の仕事をするということ

並んでいるプロジェクトを見て気づかれたと思いますが、依頼元は県警、市、サッカークラブ、町、テーマパークです。制作会社からの下請けではなく、事業者や自治体から直接来ている案件です。

これは、地域で動画をやることの性質をよく表しています。都内の大きな案件は分業が進んでいて、編集だけ、撮影だけ、という切り分けで発注されます。一方、地域の案件は「動画を作りたいけれど、何をどう作ればいいか分からない」という段階から始まります。

だから、企画から入ることになります。ヒアリングして、課題を整理して、それを映像でどう解決するかを提案する。撮影も編集も自分たちでやる。

この違いは、身につくものを変えます。

都内の分業型案件 地域の直接案件
担当範囲 編集/撮影/MAなど一部 企画から納品まで
技術の深さ 専門特化で深くなる 広く浅くなりやすい
身につくもの その工程の高い精度 一人で一本回せる力
案件の規模 大きい 小さい
意思決定への距離 遠い(下請け) 近い(直接やりとり)

どちらが良いという話ではありません。映画やテレビの現場で専門職として深めたいなら、都内で分業の中に入るほうが早い。一方、いずれ独立したい、あるいは事業会社の中で動画を回す立場になりたいなら、一人で一本回せる経験のほうが効きます。

そして千葉県内には、動画を必要としている事業者と自治体が、実際にいます。旭市、大多喜町、市原、山武(蓮沼)。これらは、東京の制作会社が営業をかけて取りに行く規模の案件ではありません。地域にいる人のところに来ます。

動画編集を学ぶなら、いま何を押さえるべきか

動画の領域は、この数年で求められるものが変わりました。学び始める前に知っておくと、力の入れどころを間違えずに済みます。

1. 縦型が前提になった。 千葉県警察の案件が「横型・縦型の両方に対応」だったのは、偶然ではありません。いま発注される動画の多くが、SNS用の縦型を含みます。横型で作ってから縦に切る、という考え方では成立しません。最初から両方を想定して構成を組む必要があります。

2. 編集だけでは値段の競争になる。 「カット編集とテロップ入れ」だけの仕事は、単価が下がり続けています。生成AIによる自動化も進んでいます。ここだけを覚えて仕事にしようとすると、いちばん厳しい場所に立つことになります。

3. 撮影ができると強い。 素材を自分で撮れる人は、まだ足りていません。デジタル一眼レフやミラーレスの扱い、ライティング、録音。とくに録音は軽視されがちですが、音が悪い動画は最後まで見てもらえません。

4. 「最後まで見てもらう設計」が価値になる。 編集の綺麗さより、離脱されない構成のほうが、依頼主にとっての成果に直結します。冒頭3秒で何を見せるか、どこで飽きが来るか。これは技術ではなく設計の話です。

5. 提案できると、仕事の入り方が変わる。 「こういう動画を作ってください」と言われて作る人と、「こういう課題ならこう作りましょう」と提案できる人では、関われる範囲が違います。

動画クリエイター専攻に動画マーケティングと制作実践が含まれているのは、この3〜5に対応するためです。そしてローカルチャレンジプランは、それを実際の相手に対してやる場になります。

受講している人の年代と、始めるタイミング

動画クリエイター専攻には年齢制限がありません。10代から60代まで、幅広い年代の方が受講しています。

動画は、Webデザインと比べて年齢の幅が広い領域だと感じています。理由はいくつかあると思います。

ひとつは、必要とされる場面が広いこと。転職のためだけでなく、自分の事業のSNSを回すため、地域の活動を記録するため、家業の商品を紹介するため。目的が多様です。

もうひとつは、成果が見えやすいこと。1本作れば、それが動画として存在します。Webサイトのように「公開して、運用して、数字を見て」という長い時間を待たなくても、作ったものがすぐ形になります。

始めるタイミングについて、ひとつだけ実務的なことを書いておきます。ローカルチャレンジプランのプロジェクトは5〜6ヶ月かかります。 参加したいと考えているなら、受講開始のタイミングと募集のタイミングが合うかどうかが効いてきます。説明会で、いま動いているプロジェクトの状況を聞いておくと、計画が立てやすくなります。

法人・自治体の方へ

この記事は受講を検討されている方に向けて書いていますが、依頼する側として読まれている方もいると思うので、書いておきます。

STUDIO千葉の動画クリエイター専攻は、法人研修に対応しています。お見積り・請求書の発行も可能です。社内で動画を内製できる人を育てたい、という相談は増えています。

また、lanitech合同会社としての制作の受注も行っています。千葉県警察の広報クリエイティブ、蓮沼ウォーターガーデンのSNS運用と撮影は、いずれも継続している案件です。自治体・公的機関・教育機関・企業のみなさま向けには、生成AI活用を気軽にご相談いただける「ちいきのAI相談窓口」も開設しています。

受講生が関わる形での制作をご検討いただく場合は、通常の制作案件とは進め方が変わります。学習の一環という性質があるため、期間に余裕をいただく形になり、そのぶん丁寧に企画から入ります。ご相談はクライアントワークのページから承っています。

動画クリエイター専攻と動画ディレクター専攻、どちらを選ぶか

STUDIO千葉には動画のコースが2つあります。ローカルチャレンジプランが組み合わせられるのは動画クリエイター専攻のほうですが、選択肢として両方を並べておきます。

比較軸 動画クリエイター専攻 動画ディレクター専攻
受講期間 4ヶ月 3ヶ月
受講料(税込) 445,500円 385,000円
卒業制作 あり なし
カリキュラムの形 編集・撮影・マーケティング・制作実践 映像教材(約62時間)+実践課題9本
ライブ授業 あり あり(6ヶ月間受け放題)
ローカルチャレンジプラン 組み合わせ可

受講料は、給付金で最大80%が戻る場合があります

デジタルハリウッドの一部の講座は、経済産業省の「第四次産業革命スキル習得講座(Reスキル講座)」に認定されています。支給要件を満たして所定の手続きをし、講座を修了すると、厚生労働省の専門実践教育訓練給付金として教育訓練経費の最大80%(上限640,000円)が支給されます。

対象コース 定価(税込) 実質料金(最大80%の給付を受けた場合)
Webデザイナー専攻 572,000円 220,000円
Webデザイナー専攻 主婦・ママクラス キャリアデザインプログラム 423,500円 190,300円
動画クリエイター専攻 445,500円 181,500円
グラフィックデザイン講座 319,000円 143,000円

⚠ 動画ディレクター専攻と Claude Code × Designer Bootcamp は、この制度の対象ではありません。給付の対象になるのは入学金と授業料で、設備・教材費やソフトウェアの購入費は含まれません。また、雇用保険の被保険者である(あった)ことなどの支給要件があり、受講開始の2週間前までにハローワークでの手続きが必要です。ご自身が対象になるかは、住民票のある地域を管轄するハローワークで必ず確認してください。対象講座・支給要件・申請の流れはReスキル講座と給付金のページにまとめています。

動画ディレクター専攻は、映像教材が約62時間(メインパート約38時間=ソフトウェアの操作・デザインの基礎、サブパート約24時間=業界講座・撮影技法・マーケティング基礎)と、実践課題9本(ショート動画、Vlog、文字アニメーション、MV制作など)で構成されています。3ヶ月で一通りを走る形です。

選び方の目安を書きます。

時間をかけてオリジナル作品をつくりあげたいなら、動画クリエイター専攻。 卒業制作があり、企画からプレゼンまで自分で行います。実案件に参加したい場合も、こちらになります。

短い期間で、まず動画の仕事に踏み出したいなら、動画ディレクター専攻。 SNSや自社の広報で動画を使うことになった、副業として動画編集をはじめたい、制作の現場をディレクションする側に回りたい——こういった目的に向いています。

⚠ ひとつ注意点があります。動画ディレクター専攻は、現時点で経済産業省リスキリング支援事業の対象外です。 支援制度を使う前提で検討されている場合は、コースによって対象が違う点にご注意ください。適用条件は個別カウンセリングでご確認ください。

詳細はそれぞれのコースページ(動画クリエイター専攻動画ディレクター専攻)にまとめています。

就職・案件獲得のサポート

動画領域については、デジタルハリウッド共通のサポートに加えて、専門の支援があります。

  • キャリアアドバイザー:クリーク・アンド・リバー社による、動画領域に特化した就職・転職の支援
  • クリエイターズオーディション:作品を企業の採用担当者に向けてプレゼンテーションできるマッチングイベント
  • ポートフォリオ指導:作品のまとめ方から見せ方まで
  • オンライン添削:チャットやビデオ通話で対応。校舎に来られない期間があっても進められます
  • 現役クリエイターTA:質問対応
  • フリーランス支援:「フリーランス動画クリエイターの仕事術」講座、LANCER UNIT への登録サポート

卒業後の職種としては、動画エディター、モーショングラフィックデザイナー、動画ディレクター、制作デスク、映像編集クリエイター、動画マーケターなどがあります。活躍の場は、制作プロダクション、Webメディア、インターネット広告代理店、CM制作代理店、デジタルサイネージ関連企業、動画アプリ開発会社など。

※ ここに挙げた進路はデジタルハリウッド全体の実績であり、STUDIO千葉単独の実績ではありません。 STUDIO千葉の卒業生が実際にどう進んだかは、卒業生インタビューの一覧で個別にご覧いただけます。動画クリエイター専攻の卒業生の話も掲載しています。

チームで作るということ

この記事で紹介したプロジェクトは、いずれも5〜7名のチームで進めています。ここは、個人で課題を作るのとまったく違う経験になるので、補足しておきます。

制作会社に入れば、必ずチームで動きます。企画する人、撮る人、編集する人、進行を管理する人。役割が分かれていて、誰かの遅れが全体に響きます。この感覚は、一人で課題を作っていても身につきません。

チームで作るときに実際に起きることを挙げておきます。

役割の押し付け合いと、抱え込みが同時に起きる。 誰がどこまでやるかが曖昧なまま進むと、得意な人に集中し、その人が詰まった時点で全体が止まります。最初に分担を決めて、書き出しておくだけでかなり防げます。

素材の受け渡しでつまずく。 ファイル名、フォルダ構成、書き出し形式、フレームレート。地味ですが、複数人で動くと必ずここで事故ります。撮影データの管理は、実務でいちばん最初に問われる基本です。

意見が割れたときに、決め方がない。 「どちらの構成がいいか」で割れたとき、多数決で決めると納得が残りません。「相手の課題に対してどちらが効くか」に戻して判断する。この習慣が、実務での判断力になります。

スケジュールが後ろに寄る。 撮影日が天候で流れる、確認の返事が来ない、修正が想定より多い。5〜6ヶ月あっても、後半は必ず詰まります。前半に余裕を作れるかどうかで、後半の負荷が変わります。

これらは全部、失敗しながら覚えるものです。そして失敗しても取り返しがつく環境で経験しておくほうが、就職してから初めて経験するよりずっといい。 トレーナーと講師が入っているのは、そのためです。

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