Webデザインに必要なパソコンとソフトを買う前に確認する話
Webデザインを学びたいと思ったとき、多くの方が最初につまずくのが「今持っているパソコンで大丈夫なのか」という不安です。検索すると必要スペックの話が次々に出てきて、読んでいるうちに「まず10万円以上の買い替えが必要らしい」という結論にたどり着いてしまう。学び始める前の段階で、いちばんお金のかかる判断を迫られている気分になる方は少なくありません。
先に結論をお伝えします。Webデザインを学び始めるだけなら、いま使っているパソコンでそのまま始められることのほうが多いです。そして買い替えの判断は、「自分が何をやるのか」がある程度決まってからで遅くありません。デザインだけをやるのか、動画も扱うのか、コードも書くのか。やることによって効いてくる部分がまるで違うので、それが決まる前に高いものを買うと、必要のないところにお金を払って、必要なところが足りないという結果になりがちです。
この記事では、おすすめの機種を並べることはしません。かわりに、自分の手元にあるパソコンを自分で判断するための軸をお渡しします。スペックの確認のしかた、見るべき項目、何をするとどこが苦しくなるのかという因果、そしてスペック以外で意外と効いてくるもの。読み終えたときに「自分のパソコンはこの用途なら足りている/ここが足りない」と言えるようになることを目指して書いています。デジタルハリウッドSTUDIO千葉 by lanitech で、受講を検討されている方から実際によく聞かれる順に並べました。
結論:まずは今のパソコンで始めて、買い替えは後から判断する
学習の最初の数週間でやることは、多くの場合そこまで重い作業ではありません。デザインの原則を知る、参考になるサイトを集めて分解する、簡単な画面を作ってみる、HTMLとCSSを書いてブラウザで表示してみる。このあたりは、日常的にネットを見て書類を作れているパソコンなら、たいてい動きます。
問題が出てくるのは、そのあとです。画像を何十枚も配置した長いページのデザインを作るとき、複数のソフトを同時に開いたまま作業するとき、動画を扱うとき。ここで初めて「重い」「固まる」「保存に時間がかかる」という形で足りなさが表に出てきます。逆に言えば、足りないかどうかは、実際に作業してみないと分からないということでもあります。
それでも先に買い替えたくなるのは、「道具を揃えてからでないと始められない」という気持ちが働くからです。気持ちは分かるのですが、順番としてはおすすめしません。理由は3つあります。
- やることが決まる前に買うと、判断の軸がないまま「なんとなく良さそうなもの」を選ぶことになります
- 学び始めて2〜3ヶ月経つと、自分が何に時間を使っているかが分かります。その時点のほうが、はるかに正確に選べます
- 買い替えを先に済ませてしまうと、それだけで満足して学習が始まらないことがあります。これは実際によくあります
もちろん、明らかに動かない場合は別です。ソフトが起動しない、起動しても操作するたびに何秒も待たされる、といった状態なら、学習の妨げになるので手を打つ必要があります。その線引きをするために、まず自分のパソコンが今どういう状態なのかを確認しましょう。
まず、自分のパソコンのスペックを確認する
意外と多いのが、「自分のパソコンのスペックを知らない」というケースです。買ったときのことを覚えていない、家族が選んだ、会社から貸与されたもの。判断の前に、まず現状を数字で把握します。特別な知識は要りません。設定画面を開くだけです。
Windows の場合
スタートメニューから「設定」を開き、「システム」の中にある「詳細情報」(バージョンによっては「バージョン情報」)を見ます。ここに、プロセッサ(CPU)の名前、実装RAM(メモリ)の容量、システムの種類、そしてWindowsのエディションとバージョンが並んでいます。この画面をスクリーンショットで撮っておくと、あとで相談するときにそのまま使えます。
ストレージの空き容量は、「設定」の「システム」から「記憶域」を開くと確認できます。使用中の容量と空き容量が表示されるので、空きがどれくらい残っているかを見ておいてください。画面の解像度は、「設定」の「システム」から「ディスプレイ」を開き、「ディスプレイの解像度」の欄で分かります。
macOS の場合
画面左上のアップルメニューから「このMacについて」を選ぶと、モデル名、チップまたはプロセッサ、メモリ、macOSのバージョンが表示されます。ここから「詳細情報」や「システムレポート」に進むと、より細かい情報も見られます。
ストレージの空き容量は、「システム設定」の「一般」の中にある「ストレージ」で確認できます。画面の解像度は「システム設定」の「ディスプレイ」で確認します。こちらも、確認した画面を撮っておくことをおすすめします。
操作の名称や場所はOSのバージョンによって少しずつ変わります。見つからないときは、設定画面の検索欄に「ストレージ」「ディスプレイ」などと入力すると早く着きます。
見るべきは5項目。数値の暗記ではなく「何をするとどこが苦しくなるか」
スペックの記事を読むと「メモリは最低◯GB」といった数字が並んでいます。ですが、この数字は前提となる作業内容によって変わりますし、年々動きます。数字を覚えるより、どの項目が、どういう作業のときに、どういう形で苦しくなるのかという因果で理解しておくほうが、長く使える判断軸になります。
メモリ
同時にどれだけのものを抱えていられるかを決める部分です。ここが足りないと、ソフトを2つ3つ開いた瞬間に全体が重くなります。デザインソフトを開きながらブラウザで参考サイトを見て、テキストエディタも開いておく、という学習中によくやる使い方は、実はメモリを使います。「1つずつ閉じながらでないと作業できない」と感じるなら、最初に疑うのはここです。
ストレージの空き
容量そのものよりも、空きがどれだけ残っているかが効きます。ストレージがほぼ埋まった状態のパソコンは、動作全体が目に見えて遅くなります。制作を始めると、素材の画像、書き出したデータ、途中経過のファイルが一気に増えます。学習を始める前に、使っていないファイルを整理して空きを作っておくだけで、体感が変わることは珍しくありません。これはお金のかからない改善です。
CPUの世代
型番の細かい違いより、いつ頃のものかのほうが実務上は効きます。世代が古いと、新しいソフトが要求する機能に対応していなかったり、対応していても処理に時間がかかったりします。書き出しやプレビューの生成といった「待ち時間」の長さに直結する部分です。日々の作業では、この待ち時間の積み重ねがいちばん学習意欲を削ります。
画面の解像度と作業領域
見落とされがちですが、Webデザインの学習ではかなり重要です。デザインソフトは画面の周囲をツールのパネルが囲むので、実際にデザインを表示できる面積は思ったより狭くなります。作業領域が狭いと、全体を見ながら細部を調整することができず、拡大と縮小を延々と繰り返すことになります。ノートパソコンの画面が小さい場合は、本体を買い替えるより、外付けのディスプレイを足すほうが効果が大きいことがあります。
OSのバージョン
最新のソフトは、一定より古いOSでは動かないことがあります。逆に言うと、本体の性能に余裕があってもOSが古いままだと使えないソフトが出てきます。まずOSを更新できるかを確認し、更新できるならそれだけで解決する場合もあります。サポートが終了しているOSを使い続けるのは、セキュリティの面でもおすすめできません。
Webデザインと動画編集では、求められるものが違う
「クリエイティブの仕事だから重いパソコンが要る」とひとくくりにされがちですが、実際には分野によって負荷のかかり方がかなり違います。動画は扱うデータ量そのものが大きく、書き出しに時間もかかるため、要求は一段上がります。どちらをやるつもりかで、判断は変わります。
| 項目 | Webデザイン中心 | 動画編集を含む |
|---|---|---|
| 扱うファイルの大きさ | 画像やデザインデータが中心。1つずつは比較的小さい | 素材の動画ファイルが大きく、点数が増えると一気に膨らむ |
| ストレージの空き | 整理しながら進めれば足りることが多い | 素材と書き出しで消費が早い。外付けの用意を前提に考えたい |
| メモリの効き方 | 複数ソフトの同時使用で効く | 編集中のプレビューの滑らかさに直結する |
| 待ち時間の出どころ | 大きな画像の書き出しなど、局所的 | 書き出し(レンダリング)に長時間かかる場面がある |
| 画面の広さ | デザイン全体を見渡すために効く | タイムラインとプレビューを並べるために効く |
| 買い替えの必要性 | 手持ちで始められる可能性が高い | 手持ちで一度試して、詰まる場所を見てから判断 |
つまり、動画をやるかどうかで判断が変わるということです。ここが決まっていないうちに買うと、過不足のどちらかが出ます。5つの専攻はどう違うのかで扱う内容の違いを整理していますので、自分がどちらに近いかを先に決めてから、道具の話に戻ってくるのが順番としては合理的です。
Windows と Mac、どちらを選ぶか
この質問は本当によく受けます。そして、どちらが優れているという答えはありません。どちらでもWebデザインの仕事はできますし、実際に両方の環境で働いている方がいます。優劣ではなく、実務で何が変わるかという軸で考えるほうが答えが出ます。
| 判断の軸 | 考えかた |
|---|---|
| 周囲の環境 | 就職や転職を考えている先、あるいは今の職場で使われている環境に合わせると、入ってからの立ち上がりが早くなります。周りに聞ける人がいる環境かどうかも含めて考えます |
| 確認できるブラウザ | Webサイトはブラウザによって見え方が変わります。どのOSからどのブラウザで確認できるかは、実務では地味に効いてきます |
| 納品先の慣習 | 受け渡しするデータの形式や、フォントの扱いなど、取引先の環境に引きずられる部分があります。制作会社を目指すのか、事業会社の中で作るのかでも変わります |
| 今持っているもの | すでに片方を使い慣れているなら、その慣れは資産です。学習中に操作の作法を覚え直すコストは、思っているより大きいです |
| 費用 | 同じ予算でどこまでの性能が手に入るかは、時期や構成で変わります。ここだけで決めないほうが良い項目です |
初学者の方には、今持っているほうで始めることをおすすめしています。学び始めの時期に、デザインの考え方と、OSの操作と、ソフトの操作を同時に覚えるのは負荷が高すぎます。乗り換えるとしても、ひととおり作れるようになってからで十分間に合います。
買い替える前に、いくつかの選択肢を並べてみる
確認した結果、どうしても今のパソコンでは厳しいという場合もあります。そのときも、いきなり新品を買うと決める前に、選択肢を並べて比べてみてください。
| 選択肢 | 向いている状況 | 気をつける点 |
|---|---|---|
| 今のPCを手当てする | ストレージがほぼ埋まっている、OSが古い、といった特定の原因が見えている | 機種によっては後から手を入れられない構成があります。可否を先に確認します |
| 型落ちの新品 | 最新でなくてよいが、新品の保証は欲しい | 在庫限りのことが多く、選べる構成が限られます |
| 中古 | 費用を抑えたい。ある程度は自分で判断できる | バッテリーの劣化と保証の有無。OSの更新可否も確認します |
| レンタル・サブスク | 続けられるか自信がない。短期間だけ必要 | 期間が長引くと総額が膨らみます。返却時の条件も見ておきます |
| 周辺機器を足す | 画面が狭い、保存先が足りない、といった局所的な不足 | 本体の性能不足は解決しません。原因の切り分けが先です |
費用については、条件によって大きく変わるためこの記事では金額を書きません。同じ用途でも、時期・構成・購入先で違ってきます。学習全体にどれくらいかかるのかという視点で考えたい方は、学習期間と費用の目安もあわせてご覧ください。
ソフトはどう揃えるか
ソフトについても、まず全体像を押さえます。Webデザインで使うものは、大きく分けて4種類です。それぞれに複数の選択肢があり、どれが優れているという話ではなく、現場で使われているものに慣れておくのが実務上は有利という考え方をします。
画面デザイン用のツール
WebサイトやアプリのUIを設計するためのツールです。Figma や Adobe XD といった名前を目にしたことがあるかもしれません。ブラウザ上で動くものもあり、この分野は複数人で同じファイルを見ながら進められることが前提になりつつあります。学習の中心になる領域です。
画像編集
写真の補正、切り抜き、加工などを行うものです。Adobe Photoshop がよく知られていますが、無料で使えるものもあります。写真素材を扱う場面で必ず通ります。
ベクターのツール
拡大しても劣化しない図形を扱うためのものです。ロゴやアイコン、図版の作成に使います。Adobe Illustrator が代表的で、こちらにも無料の選択肢があります。
コードを書くためのエディタと、ブラウザの開発者ツール
HTMLやCSSを書くためのテキストエディタは、無料で使えるものが広く普及しています。Visual Studio Code のように、無料で入手できて実務でも標準的に使われているものがあるのは、学習者にとって大きな利点です。そしてもうひとつ、ブラウザに最初から入っている開発者ツールは、追加費用ゼロで使える最強の学習道具です。気になったサイトがどう作られているかをその場で見られるので、学習の初期から積極的に開いてみてください。
つまり、コーディングの学習は追加の出費なしで今日から始められます。デザイン系のツールにも無料で試せるものがあります。有料のものを揃えるのは、自分が何をやるか決まってからで構いません。
Adobe まわりと、教室のパソコンについて
Adobe Creative Cloud の費用や、デジタルハリウッドSTUDIO千葉での Adobe の扱い、教室のパソコンの貸出条件については、条件によって変わるためこの記事では金額も条件も書きません。ここは推測でお伝えするとかえって判断を誤らせてしまう部分です。ご自身の状況(どのコースを検討しているか、いつから始めるか、手持ちの環境はどうか)を踏まえて、無料説明会で直接ご相談ください。その場で正確な条件をお伝えします。無料説明会では何を話すのかもあわせてどうぞ。
スペック以外で、実は効いてくるもの
本体の性能ばかりが話題になりますが、学習の快適さを左右するのは、実はそれ以外の部分だったりします。しかも、こちらのほうが安く手当てできることが多いです。
- 外付けのディスプレイ:ノートパソコン1台での作業に限界を感じている場合、本体を買い替えるより効果が出ることがあります。参考資料を片方に置いて、もう片方で作業できるのは大きな違いです
- バックアップ:制作したデータが消えると、その分の学習時間がまるごと失われます。クラウドと外付けの両方に置く習慣を、最初のうちからつけておいてください。これは実務に入ってからも必ず必要になる習慣です
- 通信環境:オンラインの教材や、ブラウザ上で動くツールを使う場面が増えています。動画教材を見ながら手を動かす学習では、通信の安定は集中力に直結します
- マウスや入力機器:細かい位置調整を延々と繰り返す作業では、手に合う入力機器かどうかで疲れ方が変わります
- 椅子と机の高さ:軽視されがちですが、半年間毎日座るなら、体への影響は道具の中でいちばん大きいかもしれません
- 電源とバッテリー:教室やカフェで作業する予定があるなら、バッテリーの持ちと充電器の携帯性は毎日効いてきます
教室の設備がどうなっているかを見たい方は、教室と設備で紹介しています。
うちを選ばなくていい人/向かないケース
正直にお伝えします。スクールに通うことが最適解ではない方もいらっしゃいます。パソコンの買い替えを検討するくらい費用に慎重な方であればなおさら、以下の選択肢を先に検討したほうが良い場合があります。
独学で進めたほうがいい方
すでに自分で調べて手を動かす習慣があり、分からないことを検索して解決できている方は、独学で相当なところまで行けます。無料の教材も、公式のドキュメントも、質の高いものが揃っています。スクールが提供している価値の中心は、教材そのものよりも期限と、聞ける相手と、続ける仕組みです。それが自力で用意できるなら、費用をかける理由は薄くなります。
公共職業訓練(ハローワーク)を先に確認したほうがいい方
離職中の方は、まずお住まいの地域の公共職業訓練を確認してください。条件に合えば、費用面の負担は民間のスクールと大きく違います。募集の時期とコース内容が限られる、開講のタイミングが決まっている、といった制約はありますが、確認せずに民間を選ぶ理由はありません。詳しくは千葉の職業訓練との違いで整理しています。
教育訓練給付の対象講座から探したほうがいい方
2026年9月時点で、一定の条件を満たす方が対象講座を受講した場合に、費用の一部が支給される制度があります。ただし対象となる講座も、支給の要件も、ご自身の状況によって変わります。制度は年度で変わるので、最新の内容は必ず公式の窓口でご確認ください。この記事では金額も要件も断定しません。制度の利用が前提なら、対象講座の一覧から先に探すという進め方も合理的です。
そのほか、いま急がなくていいケース
- 目的が「なんとなくスキルが欲しい」にとどまっている場合。何を作れるようになりたいかが定まってからのほうが、同じ半年でも得られるものが違います
- 半年間、週に一定の時間を確保できる見通しが立たない場合。通える曜日と時間が先に決まっているかどうかは、修了できるかどうかをかなり左右します
- パソコンを買い替えると学習を続ける費用が苦しくなる場合。道具に予算を使い切ってしまうのは、優先順位として逆です
スクールを選ぶかどうかの判断軸そのものについては、スクール選びで見るべき5つのことにまとめています。
通学の現実と、教室への持ち運び
道具の話と並んで現実的なのが、どれだけの時間を確保するのかという話です。半年のコースといっても、通う頻度で総時間はまったく変わります。目安として計算してみます。
| 通う頻度 | 半年で通う回数の目安 | 1回3時間としたときの教室での総時間 | 自宅学習を週5時間足した場合の総学習時間 |
|---|---|---|---|
| 週2回 | 約48回 | 約144時間 | 約274時間 |
| 週1回 | 約24回 | 約72時間 | 約202時間 |
| 月2回 | 約12回 | 約36時間 | 約166時間 |
この表で言いたいのは、教室にいる時間だけでは足りないということです。どの頻度を選んでも、自宅での作業時間のほうが総量では大きくなります。だからこそ、自宅のパソコンが快適に動くかどうかは、通学の頻度より効いてくることがあります。
教室に通うなら、持ち運びの現実も考えておいてください。重いパソコンは、家では快適でも、毎週持ち歩くとなると話が変わります。往復の電車で肩にかかる重さ、充電器を含めた総重量、鞄に入るサイズ。「性能は高いが持ち出さなくなった」という状態は、通学しながら学ぶ方にとってはもったいない結果です。持ち出す前提なら、重量とバッテリーの持ちを性能と同じ列に並べて考えてください。
デジタルハリウッドSTUDIO千葉 by lanitech の開館時間は、平日 11:00〜21:00、土・日 11:00〜18:00 で、月曜と祝日は休館です。千葉駅から歩ける距離にあり、住所は千葉県千葉市中央区富士見2-15-1 ワラビビル7F-B です。ご自身の生活リズムでどの時間帯に通えそうか、事前に一度あてはめてみてください。
半年の学習計画と、判断の順番
道具の判断を、学習の流れの中に置く
道具の判断をいつすればいいのかを、学習の流れの中に置いてみます。以下は一般的な進み方の例です。
| 時期 | やること | 道具について考えること |
|---|---|---|
| 1〜2ヶ月目 | デザインの基礎、ツールの操作、HTMLとCSSの基本 | 今のパソコンのまま進める。ストレージの整理とバックアップの習慣づけ |
| 3〜4ヶ月目 | ページ単位の制作、レスポンシブ対応、複数ソフトを行き来する作業 | ここで初めて不足が表に出ます。どの作業で待たされるかをメモしておく |
| 5〜6ヶ月目 | ポートフォリオの制作、実制作に近い課題 | 不足が具体的に分かった状態で、手当てするか買い替えるかを判断する |
| 修了後 | 案件や就業を通じた実践 | 働き方が決まってから、必要な環境を整える |
そして、はっきり書いておきます。半年で一人前にはなりません。 半年でできるようになるのは、「基礎を一通り理解して、自分の作ったものを人に見せられる状態にする」ところまでです。そこから先、仕事として通用する速さと判断力がつくのは、実際の案件や職場で作り続けた先にあります。パソコンを買い替えれば近道になる、ということもありません。道具は、続けることの邪魔をしないための条件であって、上達を加速させるものではないのです。
その半年をどう組み立てるかは、未経験から始めるロードマップとWebデザイナーとはもあわせてご覧ください。
判断の順番を間違えない
Webデザインを学ぶのにパソコンは必要ですが、新しいパソコンが必要とは限りません。この記事でお伝えしたことを、判断の順番として並べ直します。
- まず自分のパソコンのスペックを確認する。設定画面を開いて、メモリ・ストレージの空き・CPUの世代・解像度・OSのバージョンを控える
- 今のパソコンで学習を始める。無料で使えるエディタとブラウザの開発者ツールから手をつければ、追加費用はかかりません
- 何をやるのかを決める。Webデザイン中心か、動画も扱うのか。ここで要求が変わります
- 実際に詰まったところを特定する。「なんとなく重い」ではなく「どの作業で待たされるか」を見る
- そのうえで、手当て・型落ち・中古・レンタル・周辺機器の追加を並べて比べる
- Adobe や教室のパソコンの条件は、説明会で自分の状況に即して確認する
この順番で進めれば、必要のない出費を避けられますし、必要になったときには自分で判断できる状態になっています。デジタルハリウッドSTUDIO千葉 by lanitech では、就職・転職実績は 90.2% です※デジタルハリウッドSTUDIO千葉・松山 2024年度修了者51名のうち、修了後に就職または転職・業務継続に至った方46名(自社調査/2026年8月時点)。ただしこの数字も、続けられた方の結果です。続けられる環境を先に整えることのほうが、道具の性能より効きます。
どのコースが自分に合うかを見比べたい方はコース一覧を、手持ちのパソコンで大丈夫かを具体的に相談したい方は無料説明会をご利用ください。確認したスペックの画面を撮って持ってきていただければ、その場で一緒に見ます。TEL 043-400-3547 でもご相談を受け付けています。
