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転職・就職

在職中の転職活動|働きながら進める7つの時間の作り方

働きながら転職活動を進めようとして最初にぶつかるのは、意欲の問題ではなく時間の問題です。求人を探す時間、書類を書く時間、面接を受けに行く時間。そこに未経験からクリエイティブ職を目指す場合は「作品を作る時間」まで加わります。合計すると、平日の夜と土日だけでは足りないように見えてきます。

この記事では、在職中のまま転職活動を進めるための時間の作り方を7つに分けて整理します。結論から書くと、時間は「増やす」ものではなく「並べ替える」ものです。1日30分を新しく生み出そうとするより、いまある時間のどこに何を置くかを決めたほうが、確実に進みます。

あわせて、未経験からWeb・デザイン系の職種に移る場合に特有の詰まりどころ、つまり「学習」と「応募」を同時に進める順番についても書きます。ここを間違えると、作品ができる前に応募して落ち、応募が止まってから作品を作りはじめる、という一番効率の悪い進み方になります。

まず、在職中に進めることの意味を確認する

退職してから活動したほうが時間は取れます。それでも在職中に進めることを勧めるのは、収入が途切れないからだけではありません。選考の場で「いま働いている」という事実が、そのまま働き方の説明になるからです。転職理由を語るときに、逃げの説明ではなく比較の説明ができます。

もうひとつは、期限を自分で決められることです。無職の期間が延びると、条件を下げる判断が早くなります。在職中であれば、納得できる求人が出るまで待てます。時間は足りませんが、判断は落ち着いてできる。この交換をどう捉えるかが最初の分岐点です。

一方で、在職中の活動には明確な制約があります。面接の日程が平日日中に集中すること、現職の繁忙期と重なると身動きが取れなくなること、そして周囲に知られないよう配慮が要ること。この3つは、時間の使い方を決める前提として先に押さえておきます。

1|週の時間を、先に「棚卸し」する

時間がないと感じているとき、実際に何にどれだけ使っているかを把握している人はほとんどいません。まず1週間、30分単位で何をしたかを書き出してください。感覚ではなく記録です。ここを飛ばして計画を立てると、計画のほうが現実に負けます。

書き出すと、多くの場合2つのことが分かります。ひとつは、まとまった時間が思っているより存在すること。もうひとつは、その時間が細切れの用事で埋まっていることです。転職活動に必要なのは総量よりも「連続した時間」なので、細切れをまとめる作業が最初の仕事になります。

作業 必要な時間の性質 置きやすい場所
求人を探す・保存する 細切れで可 通勤中、昼休み
職務経歴書を書く 連続2時間以上 土日の午前
作品を作る 連続2〜3時間 土日、平日夜のまとまった日
面接を受ける 移動を含め半日 有給、時間単位休暇
面接の振り返り 30分 当日の帰り道

2|「探す」と「作る」を同じ時間に置かない

求人を探す作業と、作品を作る作業は、頭の使い方がまったく違います。同じ夜の2時間に両方を詰め込むと、たいてい探すほうに時間を取られて、作るほうが進みません。求人検索は終わりがないからです。

対処は単純で、求人を見る時間を「決めた曜日の決めた時間だけ」にします。たとえば火曜と金曜の通勤時間だけ。それ以外の日は開かない。こうすると、残りの時間が作るための時間として確保されます。焦って毎日見ても、求人が増える速度は変わりません。

3|平日夜は「終わらせる単位」で区切る

平日の夜に確保できるのは、多くの人で1〜2時間です。この長さでは大きな作業は終わりません。そこで、作業を最初から「1時間で終わる単位」に割っておきます。バナー1枚の配色を決める、職務経歴書の1社分だけ書く、面接で聞かれる質問への回答を1つ用意する、といった粒度です。

終わらない作業を毎晩少しずつ進めると、進んでいる実感が持てず、続きません。逆に、小さくても終わった状態を毎回作れると、翌日の着手が軽くなります。これは根性の問題ではなく、作業の切り方の問題です。

仕事帰りにそのまま作業できる場所を持っておくと、この切り替えは楽になります。家に帰ってから立ち上げ直すより、帰り道の途中で座ってしまうほうが、実行率は上がります。

4|土日は「連続時間」を1本だけ守る

土日にやるべきは、平日にできない連続作業です。作品を1本進める、職務経歴書を通しで書き直す、といったものです。ここで大事なのは、土日をまるごと使おうとしないことです。丸2日を予定に入れると、予定が崩れたときに全部が崩れます。

おすすめは、土日のどちらか午前3時間だけを「動かさない予定」として固定し、残りは自由にすることです。3時間×半年で約72時間。これは作品を数本仕上げるのに足りる時間です。全部を使おうとして何も進まないより、確実に取れる3時間を守るほうが結果が出ます。

5|面接の日程は、先に「出せる枠」を決めておく

在職中の活動で最も詰まるのが面接日程の調整です。連絡が来てから休みを探すと、返信が遅れ、候補も出せません。先に「この曜日のこの時間帯なら出せる」という枠を2〜3個決めておき、聞かれたら即答できるようにしておきます。

時間単位や半日単位の有給が使える職場であれば、それが最も現実的です。使えない場合は、始業前や終業後に対応してもらえるかを、応募時点で確認しておくと後が楽になります。オンライン面接であれば移動が要らないぶん、枠は作りやすくなります。

枠の作り方 向いている状況 注意点
時間単位・半日単位の有給 制度がある職場 取得理由を細かく聞かれない運用か確認
終業後の時間帯を指定 定時退社しやすい職場 先方の対応可能時間を先に確認
オンライン面接を希望 遠方・移動が長い場合 静かな通信環境の確保が要る
土曜対応の可否を確認 平日がどうしても動かせない 対応できる企業は限られる

6|未経験の場合、「作品」を応募より先に置く

未経験からWeb・デザイン系に移る場合、時間配分で最も大事な判断がこれです。提出できる作品がない状態で応募を始めると、書類で落ち続け、その返信対応に時間を取られます。結果として、作品を作る時間がさらに削られます。

順番としては、まず応募したい求人を10件書き出し、そこで求められている水準を確認します。次に、その水準に届く作品を2〜3本作る。応募を本格化させるのはそのあとです。求人を見る作業は、作品の目標を決めるためにやると考えてください。

この順番を守るために必要なのが、学習の期限です。期限がないと、作品はいつまでも「もう少し直したい」状態のまま止まります。締め切りのある環境に身を置くのは、そのための手段のひとつです。求人の応募締切を自分の締切として使う手もあります。

作品づくりの具体的な進め方はWebデザイナーのポートフォリオ 未経験からの作り方に、応募先の探し方は千葉県のデザイン・Web系求人の探し方にまとめています。

7|現職に支障を出さない線を先に引く

在職中の活動で失敗する典型が、現職のパフォーマンスが落ちることです。転職先が決まる前に評価が下がると、条件交渉の余地も、辞める時期の選択肢も狭まります。守るべき線を先に引いてください。

具体的には、業務時間中に転職サイトを開かない、会社のパソコンや連絡先を使わない、繁忙期には面接を入れない、の3つです。当たり前に見えますが、時間が足りなくなると最初に崩れるのがここです。時間の計画には、この3つを守る前提を組み込みます。

もうひとつ、引き継ぎに必要な期間を早めに見積もっておくと、内定後の日程調整で慌てません。就業規則の退職申し出期限は、この時点で確認しておいて損はありません。

書類にかかる実時間を見積もっておく

「職務経歴書を書く」という一行の予定を立てて、週末が丸ごと溶ける人は多いです。実際には複数の作業の集まりなので、分解して見積もったほうが計画は当たります。目安として、次のように分けて考えてください。

作業 初回の目安 2社目以降の目安
職歴の棚卸し(担当業務・実績の書き出し) 2〜3時間 ほぼ不要
職務経歴書の型を作る 2〜3時間 不要
応募先に合わせた書き分け 1時間 30分〜1時間
志望動機の作成 1〜2時間 30分〜1時間
作品集の説明文を整える 2〜3時間 30分

この表の意味は、初回に5〜10時間かかる作業が、2社目以降は1〜2時間に落ちるということです。つまり、最初の1社目を丁寧にやっておけば、あとは軽くなります。逆にここを雑に済ませると、応募のたびに同じ苦労を繰り返すことになります。

棚卸しは、平日の細切れ時間でも進みます。通勤中にメモアプリへ「担当した業務」「数字で言えること」「困って解決したこと」を思いつくまま書き足していくだけで、週末に座ったときの初速がまったく違います。

職務経歴書は「1本の型+差し替え」で設計する

応募先ごとにゼロから書き直すのは、時間の使い方として最も効率が悪いやり方です。共通で使う本体を1本作り、応募先に応じて差し替える箇所だけを決めておきます。

差し替えるのは、多くの場合3か所です。冒頭の要約、強調する経験の順番、そして志望動機。この3か所以外は共通で通ります。差し替え箇所を最初に決めておけば、1社あたりの作業は30分から1時間に収まります。

未経験からの転職では、前職の経験をどう翻訳するかが要になります。接客であれば相手の意図をくみ取って形にする経験、事務であれば正確さと納期管理、営業であれば要望を条件に落とす経験。どれもクリエイティブの現場で使われるものです。「未経験なので何もありません」と書いてしまうと、選考側は評価する材料を失います。

面接準備は「質問1つ=30分」で積む

面接対策をまとめてやろうとすると、腰が重くなって着手が遅れます。1回の準備で1つの質問に答えを用意する、という単位に割ってください。平日の夜に1つずつ積めば、2週間で10問そろいます。

未経験からの応募でほぼ必ず聞かれること

  • なぜこの職種に変わろうと思ったのか
  • いつから、どうやって学んできたのか
  • 提出した作品は、どういう条件で作ったのか
  • 前職の経験のうち、この仕事で使えるものは何か
  • 入社後、最初にどんな仕事から担当したいか

この5つは、答えを暗記するのではなく「自分の事実」で埋めます。作った作品、かけた時間、詰まった場所と解決の仕方。事実で埋めておけば、質問の言い回しが変わっても答えられます。逆に、模範解答を覚えて臨むと、少し角度を変えられただけで止まります。

準備した内容は、面接のたびに更新してください。帰り道の30分で「聞かれたこと」「うまく答えられなかったこと」を書き残す。これを2〜3社ぶん積むと、書類の書き方まで変わってきます。

学習と活動を並行させる半年の置き方

在職中に学びながら転職活動を進める場合、両方を同じ強度で回し続けるのは無理があります。時期をずらして重心を移すほうが現実的です。

1〜2ヶ月目|学習に寄せる

この時期は道具に慣れる期間なので、応募はまだしません。やるのは求人の下見だけです。どんな募集があり、何を求められているのかを見て、作るべきものの目標を決めます。ここで応募を始めても、提出できるものがないため通りません。

3〜4ヶ月目|作品づくりに寄せる

要件のあるものを2〜3本作ります。並行して、職務経歴書の本体を1本仕上げておきます。書類の初回コストをこの時期に払っておくと、応募を始めてからが軽くなります。

5〜6ヶ月目|応募に寄せる

作品と書類がそろった状態で、応募を本格化させます。この時期は学習よりも、面接の準備と振り返りに時間を使います。面接で指摘されたことを作品に反映する、という往復が最も効きます。

この置き方の要点は、「応募を始める時期を自分で決める」ことです。求人が出たからという理由で早く始めると、準備が整う前に持ち球を使ってしまいます。

内定が出てからの段取りも先に考えておく

在職中の活動では、内定後の日程調整で時間を取られます。ここを先に見積もっておくと、内定を受けるかどうかの判断が速くなります。

確認しておきたいのは3点です。就業規則に定められた退職の申し出期限、引き継ぎに必要な期間、そして有給休暇の残日数です。この3つが分かっていれば、「最短でいつから働けるか」を面接の場で即答できます。答えられないと、調整のために先方を待たせることになります。

また、内定の返答期限は多くの場合1週間程度です。複数社を並行して受けている場合、選考の時期をある程度そろえておかないと、比較する前に返事をしなければならなくなります。応募のタイミングを分散させすぎないのも、時間管理の一部です。

働きながら学ぶ場合の1週間の置き方

スクールに通いながら在職中の活動を進める場合、時間の置き方は次のようになります。あくまで一例ですが、平日に大きな作業を置かないという方針は共通します。

曜日 置くもの 目安時間
火・金 求人検索と保存(通勤時間) 各30分
水 作業を1単位だけ終わらせる 1〜2時間
木 面接対策・想定問答を1つ用意 1時間
土(午前) 作品づくりの連続時間 3時間
日 予備日(崩れた分の回収) 可変

デジタルハリウッドSTUDIO千葉 by lanitech は千葉駅から歩ける距離にあり、開館時間は平日11:00〜21:00、土・日11:00〜18:00です(月曜・祝日は休館)。定時に退社できる日であれば、仕事帰りにそのまま席について、閉館まで手を動かして帰る、という使い方ができます。千葉市中央区は県内各地から通勤してくる人が集まる場所なので、「帰り道の途中」に学ぶ場所を置ける人は少なくありません。

コースの内容と期間はWebデザイナー専攻のページに、映像系については動画クリエイター専攻のページにまとめています。

通学の時間を半年ぶんで数えておく

学びながら活動する場合、通学そのものが時間の支出になります。受講料の話をする前に、移動を含めた合計時間を出してください。

通うペース 半年の通学回数(目安) 片道1時間なら往復移動 片道30分なら往復移動
週2回 約48回 約96時間 約48時間
週1回 約24回 約48時間 約24時間
月2回 約12回 約24時間 約12時間

週2回・片道1時間なら、半年でおよそ96時間が移動に消えます。これは作品を1本仕上げられる量です。だからこそ、通う頻度は多いほどよいのではなく、職場や家からの距離と、確保できる時間から逆算して決めるべきものになります。仕事帰りの経路上にあるかどうかは、この計算に直接効いてきます。

時間が足りなくなったときに、何から削るか

計画は必ず崩れます。崩れたときにどれを残すかを決めておくと、立て直しが速くなります。優先順位は次のとおりです。

  • 最優先で残すもの:面接の準備と、面接後の振り返り。ここは選考が進んでいる以上、代えがききません。
  • 次に残すもの:作品を1本仕上げること。中途半端なものが増えるより、完成が1本あるほうが選考では強く効きます。
  • 削ってよいもの:求人検索の時間。毎日見ても、出会える求人の総量はほとんど変わりません。
  • 後回しにしてよいもの:新しい技術の学習。応募に必要でないものは、内定後や入社後で構いません。

削る順番を決めておかないと、たいてい「面接準備」から削られます。準備が薄いまま面接に臨むと落ち、また応募からやり直しになり、結果としてもっと時間を失います。

費用と時間を並べて見る

在職中に学びながら転職活動をする場合、かかるのは受講料だけではありません。通学の交通費と、移動に使う時間が乗ります。半年の合計で見ておいてください。

コース 受講料(税込) 期間
Webデザイナー専攻 572,000円 6ヶ月
グラフィックデザイン講座 319,000円 4ヶ月
動画クリエイター専攻 445,500円 4ヶ月
動画ディレクター専攻 385,000円 3ヶ月

交通費は路線と区間で変わるため一律の金額は書きません。ご自身の最寄り駅から千葉駅までの往復運賃に、週2回なら半年で約48回、週1回なら約24回を掛けてください。Adobe Creative Cloud とパソコンは、いまお持ちの機材や選ぶ構成で費用が変わるため、説明会で状況を伝えたうえで相談してください。

判断材料のひとつとして、デジタルハリウッドSTUDIO千葉・松山の2024年度修了者51名のうち、修了後に就職または転職・業務継続に至った方は46名で、就職・転職実績は90.2%です(自社調査/2026年8月時点)。目安であって、結果を保証するものではありません。

3ヶ月動いても進まないときに疑うこと

時間の置き方を整えても進まない場合、原因は時間ではなく設計にあります。よくあるのは次の3つです。

1. 応募先の条件が、いまの持ち球と合っていない

書類が通らない状態が続くなら、応募先の求める水準と手元の作品にずれがあります。落ちた求人の要件をもう一度読み、共通して求められているものを1つ特定してください。多くの場合、それはコーディングまでの対応か、実務に近い制作経験のどちらかです。

2. 作品が「課題」に見えている

チュートリアルをなぞったものが並んでいると、判断材料になりません。誰のために、どんな条件で作ったかが書かれているだけで見え方が変わります。同じ作品でも、説明を足すだけで通ることがあります。

3. 転職の目的が言語化されていない

面接で止まる場合は、ここを疑ってください。「今の仕事がつらいから」だけでは、次の職場でも同じことが起きると受け取られます。何をしているときに手応えがあったのか、その要素がこの仕事のどこにあるのか。事実で説明できるまで分解しておく必要があります。

この3つはいずれも、時間を増やしても解決しません。むしろ、立ち止まって設計を直したほうが、結果的に早く終わります。3ヶ月動いて手応えがないときは、量を増やす前に一度手を止めてください。

うちを選ばなくていい人・向かないケース

在職中の時間の使い方を整理した結果、通う必要がないと判断できる人もいます。次に当てはまるなら、無理に通う理由はありません。

  • 独学が止まっていない人:教材を最後まで進められていて、作りたいものが決まっているなら、費用をかけずにそのまま進めるほうが早く着きます。詰まってから相談先を探しても遅くありません。
  • 費用を抑えたい人:ハローワークの公共職業訓練には、受講料が原則無料(テキスト代等は自己負担)のWeb・デザイン系コースが設けられることがあります。ただし多くは平日日中の通学が前提で、在職中のまま受けるのは難しい場合があります。募集要件をお住まいの地域のハローワークで確認してください。
  • 給付制度を先に確認したい人:雇用保険の教育訓練給付制度は、講座区分に応じて一般教育訓練で受講費用の20%(上限10万円)、特定一般教育訓練で40%(上限20万円)、専門実践教育訓練で最大80%が支給されます(2026年9月時点)。対象講座は講座ごとに指定されているため、ハローワークの検索システムで確認できます。
  • いまが現職の繁忙期の人:時間の総量が足りない時期に始めると、途中で止まります。半年ずらすほうが、結果として早く終わります。
  • 転職の目的が「今の職場から離れること」だけの人:移った先で何をしたいかが決まっていないと、学ぶ内容も決まりません。先に現職の何が問題なのかを言葉にしてからのほうが、時間の使い方が定まります。

逆に、独学で止まった経験があり、締め切りと質問できる相手がある環境が必要だ、というのであれば通う意味があります。時間がないからこそ、迷って止まる時間を減らす、という考え方です。

半年で一人前にはならない、という前提

在職中という条件では、投下できる時間の総量が決まっています。その中で成果を出すには、やることを増やすのではなく、やらないことを決めるほうが効きます。ここまで書いた7つの時間の作り方も、突き詰めれば「何をどこに置き、何を置かないか」の話でした。

最後に、期待値の話をしておきます。半年で一人前にはなりません。半年で届くのは「募集要件を満たす作品が手元にあり、作った理由を面接で説明できる状態」までです。そこから先は仕事の中で伸びます。

この前提を持っておくと、時間の配分が変わります。すべてを完璧に学ぼうとするのではなく、応募に必要なものから順に埋める。在職中という制約のある状況では、この割り切りが結果を分けます。

いまの働き方でどこまで時間が取れるか、その中で何を優先すべきかを一緒に整理したい場合は、無料説明会で相談してください。書き出した1週間の記録と、気になっている求人を持ってきていただけると、話が具体的になります。よくある質問はFAQにもまとめています。

よくある質問

在職中と退職後、どちらで転職活動をすべきですか。

収入が途切れず、条件を落とす判断を急がずに済む点で、在職中のほうが有利です。ただし面接日程の調整が難しくなるため、出せる時間枠を先に2〜3個決めておく必要があります。現職の繁忙期と重なる時期は避けたほうが確実です。

平日は1〜2時間しか取れません。それでも進みますか。

進みます。ただし作業を「1時間で終わる単位」に割っておくことが前提です。終わらない作業を毎晩少しずつ進める形にすると、進捗の実感が持てず続きません。連続時間が必要な作品づくりや職務経歴書の通し書きは、土日の固定枠に置いてください。

未経験の場合、応募と作品づくりはどちらを先にすべきですか。

作品が先です。提出できる作品がない状態で応募を始めると書類で落ち続け、その対応で作る時間がさらに減ります。応募したい求人を10件書き出して求められる水準を確認し、そこに届く作品を2〜3本作ってから応募を本格化させてください。

仕事帰りに通うことは現実的ですか。

デジタルハリウッドSTUDIO千葉 by lanitech の開館時間は平日11:00〜21:00、土・日11:00〜18:00で、月曜・祝日は休館です。定時に退社できる日であれば、仕事帰りに立ち寄って閉館まで作業する使い方ができます。千葉駅から歩ける距離にあります。

現職に知られずに進められますか。

業務時間中に転職サイトを開かない、会社のパソコンや連絡先を使わない、繁忙期に面接を入れない、の3点を守ることが基本です。時間が足りなくなるとここから崩れやすいため、活動の計画にあらかじめ組み込んでおいてください。

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