グラフィック/Webデザイン
茨城県河内町様|かわちイルミネーションの広報物と公式サイト
茨城県河内町様の冬の主役、「かわちイルミネーション」の広報物と公式Webサイトを制作しています。会場はかわち水と緑のふれあい公園。11月から2月まで、毎日17時から21時まで点灯します。

チラシのリデザイン ─ 何を大きくするかを組み替える
既存のチラシには、必要な情報がすべて載っていました。問題は量ではなく順番です。キャッチコピー、イベント名、年号、会場名、点灯期間、点灯時間、注意事項、フォトコンテストの告知。これらがほぼ同じ強さで並んでいたため、初めて見る人がどこから読めばいいのか決めきれない紙面になっていました。

変えたこと
- タイトルを最上部に、コピーを従属させた — 既存はコピーが先頭にあったが、まず何のイベントかを名乗る形に
- 期間・時間・場所を、ラベル付きの3行に整理した — 「点灯期間」「通常点灯時間」「場所」の見出しを箱で括り、数字を大きく組む。日付は年月日を並べるのではなく、11.3 → 2.16 と数字そのものを見せる
- 写真の面積を増やした — 文字を減らしたぶん、水面に映り込む光の帯が見える高さまで写真を伸ばした。イルミネーションのチラシで一番強い素材は、結局その場所の写真です
- フォトコンテストを右下にまとめた — 主役の告知と副次的な告知を、位置ではっきり分けた
- 注意書きを下部の帯に収めた — 読ませる必要はあるが、目に飛び込む必要はない情報
公式サイト ─ 「稲穂の里」を字の形にする
Webサイトでは、キャッチコピーを「子どもも大人も無邪気になれる 稲穂の里の幻想世界」としました。ロゴタイプは「かわち」の文字から稲穂が流れるように伸びる形にしていて、地名と町の生業と、光そのものが1つの字で重なるようにしています。
配色は紺と白に絞り、写真の青と紫を邪魔しないようにしました。入場無料・無料駐車場300台という、来場の判断にいちばん効く情報は黄色い円で1か所だけ強調しています。紙面で1か所、画面で1か所しか黄色を使わないと決めておくと、そこが必ず読まれます。


「成田から車で30分」という一文をファーストビュー直下に置いているのも、同じ考え方です。河内町に鉄道駅はありません。来場を決める最大の障壁が距離である以上、そこに先に答えを出しておく必要がありました。
受講生の関わり方
チラシのリデザインはコンペ形式で行い、採用案が実際の広報物になります。制作した受講生は、ターゲット設定・レイアウト・配色の狙いを自分の言葉で説明できる状態まで作り込んでいます。ポートフォリオにそのまま載せられる案件です。
関連リンク
このページについて:開催概要は公式サイトの掲載内容によります。比較画像は受講生によるリデザイン提案です。
