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グラフィック/ノベルティ

千葉県警察様|経済安全保障の啓発クリアファイル

デジタルハリウッドSTUDIO千葉の校舎内観
クライアント
千葉県警察様(外事課)
制作物
経済安全保障 啓発クリアファイル(2作品採用)
領域
グラフィック/ノベルティ
期間
2026年6月〜

千葉県警察本部 外事課様の、経済安全保障をテーマにした啓発クリアファイルです。企業向けの啓発活動で配布するもので、2026年10月に幕張メッセで開催される CEATEC 2026 をはじめとする場での配布を予定しています。

クリアファイルという媒体の特性

ポスターは貼られた場所でしか見られません。チラシは読まれずに捨てられます。クリアファイルは、机の上で使われながら何度も目に入る。

ただしその代わり、条件が厳しい。書類を挟むので中央は空けなければならないし、文字を詰め込めば書類が読めなくなる。何より、もらった人が使う気にならなければ、その日のうちに捨てられます。

つまりこの媒体では、「伝える」より前に「持ち帰ってもらう」「使ってもらう」を通過しないといけない。

コンセプト ─ 「技術流出を防ぐ“気づき”をつくる。」

制作の軸に置いたのがこの一文です。ここには「教える」も「注意する」も入っていません。気づきです。

経済安全保障は、扱いの難しいテーマです。相手は企業の技術者や経営層で、こちらより専門知識があります。啓発物が上から説明する形になると、まず読まれません。

そこで方針を、情報を詰め込まず、「なんだろう?」と思わせる方向に振りました。答えを載せるのではなく、問いを置く。ファイルを使うたびに視界に入り、あるとき意味がつながる。そういう設計です。

3つの動詞で構造をつくる

参考にしたのは、警察庁の啓発資料にある SEE(よく見る)・STOP(立ち止まる)・SHARE(共有する・相談する) の3ステップです。

これを構成の骨にすると、載せる情報が自然に3つに絞られます。要素を減らす理由が、デザイナーの好みではなく、公的な資料の側にある。 官公庁の広報物で「削る」判断を通すときに、これは強い根拠になります。

受講生の関わり方

Local Design C-LAB 会員向けのコンペ形式で実施しました。学習歴・制作経験は不問です。応募作品のなかから2作品が採用される見込みで、実際に企業向けの配布物として世に出ます。

展示会の来場者に配られるノベルティを、経験不問のコンペで作る。実務の出口が最初から見えている課題だという点が、この案件の価値です。

関連リンク


このページについて:制作の内容は当校の記録によります。採用作品の内容と配布実績は確定次第の反映です。契約条件・費用は掲載していません。

参考:https://www.npa.go.jp/bureau/security/economic-security/index.html

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