グラフィック
千葉県警察様|ポリスフェスタのチラシリデザイン
千葉県警察様との関係は、この1枚から始まりました。イベント「ポリスフェスタ」のチラシをリデザインする学内コンペです。受講生11名が参加しました。

ゼロから作るのではなく、直す
この案件が課題として面白いのは、すでに職員の方が作ったチラシがあるところから始まる点です。真っ白なキャンバスではありません。載せる情報はもう決まっていて、変えられるのは見せ方だけ。
リデザインは、デザインの実力がいちばん露骨に出る仕事です。素材が同じである以上、差がつくのは「何を大きくして、何を小さくするか」の判断だけだからです。
行政のチラシで起きていること
職員の方が作られる広報物には、共通した構造があります。載せるべき情報を、漏れなく載せてある。 主催、後援、日時、会場、アクセス、内容、対象、参加費、注意事項、問い合わせ先。どれも欠けてはいけない情報です。
ところが、漏れなく載せると、すべてが同じ強さで並びます。すると読む側は、どこから読めばいいのか決められません。情報が足りないのではなく、優先順位が付いていない。 ここがデザイナーの入るところです。
受講生が組み替えたこと
- 表と裏で役割を分ける — 表は「何のイベントか」「いつ・どこで」だけ。持ち物や注意事項は裏に送る
- いちばん大きい文字を1つに決める — 2つ以上あると、どちらも大きく見えなくなる
- 写真に語らせる — 白バイ、パトカー、警察犬。文字で「体験できます」と書くより、写真1枚のほうが早い
- ターゲットの目線に合わせる — 来場するのは主に家族連れ。判断するのは保護者だが、行きたがるのは子ども。2人に同時に効く紙面を作る必要がある
感謝状、そして覚書へ
この仕事が評価され、千葉県警察様から感謝状をいただきました。そこから継続的なご相談をいただくようになり、2025年9月の覚書締結につながっています。
1枚のチラシが、数年にわたる連携の入口になった案件です。
受講生の関わり方
STUDIO千葉・松山の受講生11名によるコンペ形式。同じ元データから11通りのチラシが出てきました。採用案は実際のイベントで配布され、当日は3,000人以上が来場しました。
関連リンク
このページについて:参加人数と経緯は当校の記録によります。契約条件・費用は掲載していません。
参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000047.000131259.html
