動画/キャラクターデザイン
千葉県警察様|交通安全運動のアニメーション
秋の全国交通安全運動に合わせた啓発アニメーションです。オリジナルキャラクター「チーパン教官」を立て、横型・縦型の2フォーマットで制作しています。公開準備中の案件のため、完成ビジュアルは公開後に掲載します。
1本の動画を、2つの形で作る
この案件の要件で最初に決まったのが、フォーマットを2つ用意することでした。
- 横型(16:9) — YouTube と、街頭・施設のデジタルサイネージ用
- 縦型(9:16) — SNS のショート動画用
これは単なる書き出し設定の違いではありません。横型は「流れているのを眺める」動画、縦型は「指を止めさせる」動画です。サイネージは音が出ない前提で、通行人が数秒だけ見る。SNSは音が出る前提で、最初の1秒で判断される。
同じ内容でも、情報を出す順番と文字の大きさが変わります。1本作って切り抜くのではなく、最初から2本ぶんの設計をする必要がありました。
キャラクター ─ 「教官」という役をつくった
交通安全の啓発では、誰がしゃべるかが効きます。警察官が正面から注意すると、聞く側は身構える。子どもには届きません。
そこで、レッサーパンダをモチーフにしたキャラクター「チーパン教官」を立てました。スーツを着て、指し棒を持っている。教える役でありながら、動物であることで角が取れる。「注意される」ではなく「教わる」の関係に持っていくための設計です。
千葉市には動物公園があり、レッサーパンダは県内で通りのいいモチーフでもあります。地元の文脈に乗せられるキャラクターであることも、選定の理由です。
構成 ─ ストーリーで運ぶ
「注意喚起 → 気づき」という流れを持たせ、少しコミカルなトーンで組み立てています。ルールを列挙する形は取りません。ヒヤリとする場面を先に見せ、そのあとで理由を説明する順番のほうが、短い尺では残ります。
AIをどこに使い、どこに使わないか
画像素材とナレーションの一部にAIを活用しています。無償・短納期で複数フォーマットを作るには、素材づくりを機械に任せる判断が要る。
一方で、ナレーションの声は統一する方針を立てています。シリーズとして続けていく前提なので、回によって声が変わると同じシリーズに見えなくなるからです。素材は効率化し、シリーズの一貫性に関わるところは固定する。この線引き自体が設計です。
受講生の関わり方
受講生の課題として実施しています。キャラクターデザイン、4コマ形式の絵コンテ、動画の書き出しまでを担当します。
関連リンク
このページについて:公開準備中の案件です。完成した動画とキャラクターのビジュアルは、千葉県警察様の公開後に掲載します。契約条件・費用は掲載していません。
