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事務職からデザイン・動画へ|千葉で、資料を整えてきた経験を仕事にする

デジタルハリウッドSTUDIO千葉には、事務職からフリーランスのWebデザイナーになった卒業生がいます。「場所を選ばずにできる仕事に就きたい」というのが、その方の出発点でした。

事務職からデザインへ、というのは千葉校でいちばん多い経路のひとつです。理由はたぶん2つあります。事務の仕事がデザインと地続きだからと、事務の仕事の先が見えにくいからです。

このページでは、事務職の経験がデザインのどこで効くのか、何から始めればいいのか、働きながら半年続けられるのかを整理しました。転職しないまま、いまの会社の中で役割を変える形も、現実的な選択肢として書いています。

デジタルハリウッドSTUDIO千葉の入口
デジタルハリウッドSTUDIO千葉(JR千葉駅・京成千葉中央駅から歩ける距離)

事務の経験は、そのまま効きます

未経験で始める人がよく「自分には何もない」と言います。事務職の方の場合、それは違います。

事務でやってきたこと デザインで効くところ
資料を整える レイアウトの本質は「読む人の負担を減らす」こと。毎日やってきたことです
Excel・Wordで表や書類を作る 罫線の太さ、余白、文字の大きさ。整えると読みやすくなる感覚が体に入っている
人に渡すものを作る デザインは自己表現ではなく、誰かが使うものを作る仕事です
締め切りを守る 制作の仕事には納期があります。これができない人が意外に多い
社内の調整をする Webディレクターの仕事は、ほぼこれです

デザインソフトの操作は学べば身につきます。 学びにくいのは、上の表の右側のほうです。

とくに「読む人の負担を減らす」という感覚は、独学で身につけるのが難しい。事務職の方は、そこをすでに持っています。

Excel・Word・PowerPointの延長として考える

「PhotoshopもIllustratorも触ったことがない」という不安は、ほぼ全員が持って来ます。ただ、事務職の方がすでに使っている機能と、デザインソフトでやることは、かなりの部分が重なっています。

いま使っている機能 デザインでの呼び方・使いどころ
PowerPointの「配置」「整列」「グループ化」 そのまま同じ考え方でIllustratorを使います。要素を揃える、間隔を揃える、まとめて動かす
Wordのスタイル(見出し1・見出し2) 見出しの階層。Webページの構造も、ここから始まります
Excelの表の罫線・セル結合・列幅 表組みの読みやすさ。線を減らして余白で区切る、という発想に置き換わります
フォントとサイズの使い分け 書体選びとジャンプ率。「何を最初に読ませるか」を決める作業です
図形の塗りと枠線の色 配色。ここだけは新しく学ぶ領域が多い部分です
スライドマスターやテンプレートの流用 デザインの一貫性。同じルールを全ページに適用する考え方です

まったくの別世界ではありません。これまで感覚でやっていたことに、名前と理由がつくという感覚に近い。だから事務職の方は、最初の1〜2ヶ月の立ち上がりが速い傾向があります。

逆に、事務職の方がつまずきやすいのは次の2つです。

  • 「きれいに整える」で止まってしまう。整っているだけの資料と、伝わる資料は違います。誰に何をさせたいのかを決めてから作る、という順番に切り替えるのに少し時間がかかります
  • 正解を探してしまう。事務の仕事には正解がありますが、デザインにはありません。「これで合っていますか」と聞きたくなる場面が続きます。ここは講師に見てもらいながら慣れていく部分です

事務のどの仕事をしてきたかで、入口が変わる

「事務職」とひとことで言っても、日々やっていることは会社と部署でかなり違います。説明会で話を聞いていると、これまで扱ってきた書類の種類によって、入りやすい入口が分かれます。

これまでの仕事 持ち込みやすいもの 入りやすい入口
営業事務・受発注 提案書、見積書、商品資料。社外に出す資料を作ってきた経験 販促物とWebページ。誰に何をさせたいかを考える癖がすでにある
総務・人事 社内報、掲示物、求人票、説明会の資料 採用まわり。求人票と採用ページは、そのまま実務の題材になります
経理・財務 数字を正確に扱う、期日を守る、整合をとる 表とグラフの見せ方。数字を読ませる資料は、作れる人が少ない領域です
受付・秘書 案内、来客対応、スケジュールの調整 導線設計。初めて見る人が迷わない順番を組む仕事に近い
データ入力中心 集中して手を動かし続けられること 制作の実作業。ここは意外と、向いている人が多い

どれが有利という話ではありません。すでに持っている題材が違うだけです。ポートフォリオを作るとき、まったく知らない業種の架空の店を題材にするより、自分が毎日見てきた書類を作り直すほうが、中身の説得力が出ます。

何から始めればいいか

事務職の方には、2つの入口があります。どちらか一方を選ばないといけないわけではなく、1から始めて2に移る人もいます。

1. いまの会社の中で役割を変える

転職しなくても、明日から使えます。実際に頼まれるようになるのは、たとえばこういうものです。

  • 社内資料、提案書、報告書の見た目を整える
  • 採用の求人票、会社案内、パンフレット
  • 社内報、掲示物、イベントの告知チラシ
  • 会社のWebサイトの更新、バナー、お知らせの差し替え
  • SNSアカウントの投稿画像、月ごとの投稿カレンダー
  • 展示会で使うパネル、名刺、封筒

「外注に出すほどではないが、なんとかしたい」仕事は、どの会社にもあります。 それができる事務職は、社内での役割が変わります。「これ、お願いできる?」と言われる範囲が広がるからです。

千葉市中央区だけで9,858の事業所があり、1事業所あたりの従業者数は14.9人です。専任のデザイナーを置けない規模の会社が大半で、Webサイトの更新やチラシ作りは、事務や総務の担当者が兼ねている会社が多くあります(千葉市中央区から通う場合のページ)。

この道を選ぶ場合、期待しすぎないほうがいい点もあります。社内での役割が変わっても、それが給与にすぐ反映されるとは限りません。 ここは会社によって差が大きく、当校が保証できる話ではありません。それでも、社内で実務として作ったものは、そのままポートフォリオの中身になります。転職や独立を後で考えるときの材料が、働きながら貯まっていく形です。

2. 職業として移る

Webデザイナー、Webディレクター、事業会社の広報・販促。あるいはフリーランス。「場所を選ばずにできる仕事」を求めて始めた卒業生は、フリーランスになりました。

事務職の方がこれを目指すのは、無理のある話ではありません。ただし時間はかかります。 半年の受講で「応募できる状態」になる人が多く、そこから実際に仕事の形になるまでには、さらに準備と行動が必要です。このページでは、求人数・平均年収・転職成功率といった数字は書きません。 出典を確認できる一次情報がないまま数字を並べても、判断の役に立たないからです。

千葉県香取市の制作事例

千葉県香取市

合併20周年記念の名刺デザイン

市長と市役所職員が使う名刺を、期間限定デザインに。学内コンペで実施しました。

茨城県河内町の制作事例

茨城県河内町

職員名刺と優良技術者表彰のロゴ

名刺コンテストから始まり、包括連携協定の締結につながった案件です。

茨城県神栖市・鹿嶋市・潮来市/千葉県香取市の制作事例

茨城県神栖市・鹿嶋市・潮来市/千葉県香取市

4市合同の名刺デザインコンテスト

神栖市・鹿嶋市・潮来市と香取市が同時に参加した、鹿行水郷の名刺コンテストです。

デザインと動画、どちらから入るか

事務職の方には、デザインから入ることをおすすめします。

理由は、いまの仕事にそのまま持ち込めるからです。資料、掲示物、社内報、求人票。手を動かした翌日に使う場面があります。動画は、作る機会がある職場とない職場にはっきり分かれます。機会のない職場で動画を学ぶと、練習台がなくて手が止まりがちです。

デザインの中で、Webとグラフィックのどちらから入るかは目的で決まります。

やりたいこと 向いている入口
転職を視野に入れている Webデザイナー専攻。求人の入口が広く、成果物がURLで見せられます
社内の紙もの・掲示物をなんとかしたい グラフィックデザイン講座。チラシ、パンフレット、パネルが守備範囲です
会社のサイトを自分で更新したい Webデザイナー専攻。更新できる形(WordPressなど)まで扱います
採用や広報でSNSを回すことになった グラフィックから入って、必要になった時点で動画を足すのが現実的です
トレーナーが受講生を指導している様子
わからないところは、その場でトレーナーに聞けます
サブディスプレイ付きの実習用PC
実習用PCはサブディスプレイ付き

働きながら続けられるか

事務職の方の強みは、時間が読めることです。営業や現場職と違って、終業時刻が動きにくい。これは半年続けるうえで、思っている以上に効きます。

デジタルハリウッドの学習は映像授業が中心で、教室に来る目的は、講師に質問すること、他の受講生の作品を見ること、作業する時間を確保することの3つです。毎日通う必要はありません。

曜日 開館時間
平日 11:00〜21:00
土・日 11:00〜18:00
月曜・祝日 休館

校舎はJR千葉駅・京成千葉中央駅から歩ける距離です。平日は21時まで開いているので、定時で上がれる日に週1回、と決めてしまえば続きます。

続かない人に共通しているのは、「空いた時間に行く」と考えていることです。曜日を決めた人は最後まで来ます。

半年で、どれだけの時間を使うことになるか

受講を決める前に、拘束時間を数えておいたほうがいい。平日の夜に18時ごろ入って21時の閉館までいるとすると、校舎での滞在は1回あたり約3時間。土日に11:00から18:00までいるなら約7時間です。半年(6ヶ月)で積み上げると次のようになります。

通学のペース 半年の通学回数 平日夜(1回3時間)の滞在合計 土日(1回7時間)の滞在合計
週2回 48回 144時間 —
週1回 24回 72時間 168時間
月1〜2回 6〜12回 18〜36時間 42〜84時間

ここに往復の移動時間が乗ります。 移動時間と交通費は住んでいる場所でまったく違うので、お住まいの地域のページに実測を載せています。

片道1時間かかる地域なら、週1回・半年24回で移動だけに48時間。滞在の72時間と合わせて120時間です。この時間を出せるかどうかを、申し込む前に一度計算してください。 3ヶ月目に苦しくなる人は、たいてい最初にここを計算していません。

詰まったときの逃げ道を先に決めておく

事務職の方でも、決算期、年度末、人事異動の時期には残業が増えます。半年のうちに必ず一度は来ます。そのときに止まらない形を、先に決めておくと続きます。

  • 頻度を落とす。ゼロにしない。週2回が苦しければ週1回、週1回が苦しければ月2回。来なくなるのは、ゼロにした人です
  • オンライン中心に切り替える。映像授業とオンラインでの質問を主軸にして、通学は月1〜2回の「見てもらう日」に限定する形にできます
  • 通う曜日を固定する。「空いた日に行く」は機能しません。カレンダーに先に入れてしまうほうが確実です
  • 15分でもファイルを開ける日を作る。1週間まったく触らないと、思い出すところからやり直しになります

半年間、何をどの順で進むことになるか

「半年で何ができるようになるのか」は、いちばん多い質問です。進み方には個人差がありますが、大まかな流れはこうなります。Webデザイナー専攻(6ヶ月)を例にしています。

時期 やること この時期に起きやすいこと
1〜2ヶ月目 ツールの操作を覚える。Photoshop、Illustrator、HTML・CSSの基礎 手は動くが、何を作ればいいか分からない時期。ここは全員が通ります。事務職の方は操作の習得が速い反面、ここで「正解」を探して止まりやすい
3〜4ヶ月目 課題を作る。バナー、ページ、実際に使われる形のものを組み立てる いちばん脱落しやすい時期。仕事が忙しくなると通学が飛びます
5〜6ヶ月目 ポートフォリオにまとめる。人に見せられる形に整える 作ったものを並べ直す作業。ここで初めて全体がつながります

週あたり何時間必要か

仕事をしながら進める場合、週あたり10時間前後を目安に考えておくと計画が立てやすくなります。半年で約260時間です。理解の速さや、どこまで作り込むかで前後します。

  • 通学日:校舎での実習3時間=3時間
  • 平日の夜:30分〜1時間を3〜4日=2〜3時間
  • 休みの日:まとめて3〜4時間

事務職の方の場合、平日夜の30分をどう作るかが分かれ目になります。帰宅後にやろうとして続かない人は、始業前の30分や昼休みに映像授業を見る形に変えると回り出すことがあります。

半年で一人前にはなりません

はっきり書いておきます。半年の学習で、その道のプロと同じ水準になることはありません。 半年で到達するのは、「人に見せられる作品が手元にあり、ツールの操作でつまずかなくなり、分からないことを自分で調べて進められる」という状態です。

そこから先は、実際の仕事や案件のなかで伸びていく領域です。就職・転職や案件の獲得は、本人の作品、経験、業界や地域の状況によって結果が変わります。受講すれば就職や収入が保証されるものではありません。 そのうえで、何もない状態から半年で「見せられるもの」を作った人と、作らなかった人とでは、その先の選択肢の幅が変わります。

事務の仕事と並行して学んだ人がいます

事務職から、あるいは事務の仕事を続けながら受講した卒業生のインタビューを公開しています。働き方をどう組み替えたかが本人の言葉で書かれているので、自分の勤務時間に置き換えて読んでみてください。

卒業生 後藤さん

後藤さん

人事部で兼務の制作業務をしながら受講

人事部の仕事と制作を兼務しながら学んだ人のインタビューです。

卒業生 鳥居萌さん

鳥居萌さん

事務職として働きながら受講

事務職を続けたまま受講した人のインタビューです。

卒業生 小宮さん

小宮さん

アパレル販売と事務職を経験

販売と事務の両方を経験してから、Webデザイナー専攻に進んだ人です。

コース

コース 期間 受講料(税込)
Webデザイナー専攻 6ヶ月 572,000円
Webデザイナー専攻 主婦・ママクラス 6ヶ月/就転職パック10ヶ月 423,500円/544,500円/686,400円
グラフィックデザイン講座 4ヶ月 319,000円
動画クリエイター専攻 4ヶ月 445,500円
動画ディレクター専攻 3ヶ月 385,000円
Claude Code × Designer Bootcamp 全6回・3ヶ月 ─

受講料は、給付金で最大80%が戻る場合があります

デジタルハリウッドの一部の講座は、経済産業省の「第四次産業革命スキル習得講座(Reスキル講座)」に認定されています。支給要件を満たして所定の手続きをし、講座を修了すると、厚生労働省の専門実践教育訓練給付金として教育訓練経費の最大80%(上限640,000円)が支給されます。

対象コース 定価(税込) 実質料金(最大80%の給付を受けた場合)
Webデザイナー専攻 572,000円 220,000円
Webデザイナー専攻 主婦・ママクラス キャリアデザインプログラム 423,500円 190,300円
動画クリエイター専攻 445,500円 181,500円
グラフィックデザイン講座 319,000円 143,000円

⚠ 動画ディレクター専攻と Claude Code × Designer Bootcamp は、この制度の対象ではありません。給付の対象になるのは入学金と授業料で、設備・教材費やソフトウェアの購入費は含まれません。また、雇用保険の被保険者である(あった)ことなどの支給要件があり、受講開始の2週間前までにハローワークでの手続きが必要です。ご自身が対象になるかは、住民票のある地域を管轄するハローワークで必ず確認してください。対象講座・支給要件・申請の流れはReスキル講座と給付金のページにまとめています。

成果物から逆算して選ぶ

コース名を見比べても決まりません。半年後に自分が何を作っている状態でいたいかから逆算すると、選び間違えません。事務職の方が実際に作ることになりそうなものを、コースごとに並べます。

社内の紙ものと掲示物が中心になりそうなら — グラフィックデザイン講座(4ヶ月)。

  • 会社案内、パンフレット、リーフレット
  • 採用向けのチラシ、募集要項の紙面
  • 展示会のA1パネル、のぼり、卓上POP
  • 名刺、封筒、社内報

期間が4ヶ月と短く、受講料も抑えられています。通学の回数が減るので、遠方から通う場合は交通費と拘束時間の両方に効きます。

会社のWebサイトや採用ページを自分で更新したいなら — Webデザイナー専攻(6ヶ月)。

  • お知らせやブログの更新を自分で回す形(WordPressなど)
  • 採用ページ、サービス紹介ページ
  • バナー、スマートフォンでの見え方の調整
  • 問い合わせフォームまでの導線

期間は長くなりますが、扱える範囲が広く、転職を視野に入れる場合の入口もここが広い。家庭の事情で日中しか動けない場合は、主婦・ママクラスという選び方もあります。

採用や広報でSNSの動画を求められているなら — 動画クリエイター専攻(4ヶ月)。自分で撮って編集する側です。企画と発注、段取りを組む側に回るなら動画ディレクター専攻(3ヶ月)になります。

受講料以外に、いくら見ておくべきか

項目 内容
受講料 上の表のとおり(税込)
通学の交通費 お住まいの地域で変わります。地域ページに片道の運賃と所要時間の実測を載せています
Adobe Creative Cloud PhotoshopやIllustrator、Premiere Proを使うために必要。プランと契約条件で金額が変わるため、ここでは断定しません
パソコン すでに持っているものが使えるかどうかで、必要額がまったく変わります。動画編集はデザインより高いスペックが要ります
周辺のもの 外付けのストレージ、ペンタブレットなど。すべてが必須ではありません
校舎に行く日の食費 平日夜なら夕食。回数が多いほど積み上がります

AdobeとパソコンについてはWebサイトに金額を書きません。プラン、契約期間、すでに持っている機材によって必要な金額が人ごとに違うためです。いま職場や自宅で使っているパソコンで足りるかどうかは、型番を伝えてもらえれば説明会で確認できます。

支払い方法や、利用できる可能性のある公的な支援制度についても、条件が人によって変わるため、このページでは断定しません。分割の可否、支払い開始の時期、給付制度の対象になるかどうかは、無料説明会で個別に確認してください。

向かない場合

正直に書いておきます。次に当てはまる方には、いますぐの受講をおすすめしません。

  • 資格が欲しいだけの方。デザインに国家資格はありません。評価されるのは作ったものです
  • 半年で年収が上がると思っている方。Webデザイナー専攻は6ヶ月ですが、そこで身につくのは「仕事を始められる状態」であって、一人前ではありません
  • いまの仕事に不満はないが、なんとなく不安な方。それなら、まず会社の中で使うところから始めるほうが損がありません
  • 半年先の生活が読めない時期にいる方。転居、異動、出産・育児、介護など、大きく生活が変わる予定が入っているなら、時期をずらしたほうが結果的に早く終わります
  • 受講料の支払いが生活を圧迫する方。交通費を含めた総額を出したうえで無理があると感じたなら、下の代替手段を先に検討してください

スクール以外の選択肢

スクールが唯一の道ではありません。 事務職の方が取れる代替手段を、そのまま並べます。

  • 独学。書籍とオンライン教材だけで進める方法です。費用はいちばん抑えられます。壁になるのは、質問できる相手がいないことと、作ったものを評価してもらえないこと。自分でスケジュールを引いて守れる人には、十分に選択肢になります
  • 公共職業訓練(ハロートレーニング)。ハローワークを窓口とする制度で、条件を満たせば受講料の負担が大きく下がる訓練コースがあります。実施しているコースの内容・期間・開講場所・応募時期は時期によって変わるため、お住まいの地域を管轄するハローワークで直接確認してください(千葉労働局 ハローワーク管轄区域)
  • 教育訓練給付制度。厚生労働大臣が指定した講座を修了した場合に、支払った費用の一部が支給される制度です。対象になる講座かどうか、本人が受給要件を満たすかどうかは個別に判断されます。窓口はハローワークです(厚生労働省 教育訓練給付金)
  • いまの会社で機会をもらう。「社内報を作らせてください」「求人票の見た目を直させてください」と手を挙げるところから始める方法です。費用はかかりません。実務として作ったものは、そのまま作品になります

先にハローワークに相談してから決めても、遅くはありません。 訓練の開講時期とスクールの開講時期を並べて比べたうえで判断するほうが、納得して始められます。当校としても、無理に申し込んでもらって3ヶ月で来なくなるより、そのほうがいいと考えています。

求人数や年収の数字を、このページに書かない理由

「事務職からWebデザイナーへの転職成功率」「Webデザイナーの平均年収」といった数字を載せているページは多くあります。このページには書きません。

理由は2つです。ひとつは、出典をたどれる一次情報として確認できないものが多いから。 もうひとつは、仮に平均値が分かったとしても、その数字が目の前の一人に当てはまるとは限らないからです。同じ半年を過ごしても、作ったものの量と質、住んでいる地域、動ける時間で結果は変わります。

代わりに、このページでは自分で計算できる数字だけを書きました。受講料、通学の回数、半年の拘束時間、週あたりに必要な学習時間。この4つを自分の生活に当てはめれば、続けられるかどうかは判断できます。

まず相談する

事務の経験のどこが持ち込めるか、いまの職場で使う道と転職する道のどちらが合うか、週何回なら続けられるか。状況を聞かせてください。オンラインでの説明会も受け付けています。

  • いまの仕事の内容から、どのコースが近いか
  • 使っているパソコンで足りるかどうか
  • 残業のある月をどう乗り切るか

無料説明会に申し込む

よくある質問

Q. 事務職からWebデザイナーになった人はいますか?
います。千葉校には事務職からフリーランスのWebデザイナーになった卒業生がいます。前職と進路は、下の出典に挙げた本部サイトの卒業生インタビューの掲載内容によります。

Q. ExcelとWordしか使ったことがありませんが大丈夫ですか?
大丈夫です。PhotoshopもIllustratorも講座で扱います。むしろ「書類を整える」経験があるほうが、あとの伸びが違います。PowerPointの整列やWordのスタイル機能を使ってきた方は、最初の1〜2ヶ月の立ち上がりが速い傾向があります。

Q. 働きながら通えますか?
通えます。平日は21時まで開いています。週1回の通学を基本に、あとは自宅で進める形が最も多いパターンです。土・日は11:00〜18:00、月曜と祝日は休館です。

Q. 転職せずに、いまの会社で活かすこともできますか?
できます。社内資料、求人票、会社案内、Webサイトの更新、SNSの投稿画像。専任のデザイナーを置いていない会社では、これらを事務や総務が兼ねていることが多くあります。ただし、役割が変わることが給与に反映されるかどうかは会社によります。当校が保証できる話ではありません。

Q. 週に何時間くらい必要ですか?
週10時間前後が目安です。通学日に3時間、平日の夜に30分〜1時間を3〜4日、休みの日に3〜4時間という配分なら届きます。半年で約260時間の計算です。

Q. 残業が増える時期があります。続けられますか?
通学の頻度を落とす、オンライン中心に切り替える、通う曜日を平日夜から土日に変えるといった調整ができます。ゼロにせず頻度を下げる形で続けている方がいます。詰まったときの相談も受け付けています。

Q. デザインと動画、どちらを先に学ぶべきですか?
事務職の方にはデザインからをおすすめします。資料や掲示物など、翌日から使う場面がある分、練習の機会が作りやすいためです。動画は、作る機会が職場にあるかどうかで向き不向きが分かれます。

Q. 半年で仕事にできますか?
半年で到達するのは「人に見せられる作品があり、ツールでつまずかず、分からないことを自分で調べて進められる」状態です。就職・転職や案件の獲得は、作品や経験、業界や地域の状況によって結果が変わるため、保証できるものではありません。

Q. 受講料以外に何が必要ですか?
Adobe Creative Cloudとパソコン、それに通学の交通費です。Adobeとパソコンの金額はプランや契約条件、すでにお持ちの機材によって変わるため、このページでは断定していません。説明会で個別に確認できます。

関連ページ

このページについて:卒業生の前職と進路は、デジタルハリウッド本部サイトのSTUDIO千葉 卒業生インタビューの掲載内容(2026年8月27日確認)によります。事業所数と従業者数は令和3年経済センサス-活動調査によるものです。制度の要件と内容は変わることがあるため、申請前に必ず一次情報を確認してください。

出典

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